株式会社リアル・ゲート
代表取締役 高木 聖治 様
Interview賛同受入企業インタビューNo.3
代表取締役 高木 聖治 様
即戦力を求める会社からすると一般的なキャリアアップの転職と違い、社会で働いた経験がないプロのアスリートを面接する際に悩む企業も少なくないと思います。中途採用で人事や採用担当者が履歴書など応募書類に記載された内容の中でもっとも重視するのは「職務経歴・志望動機」と言われています。
アスリートのセカンドキャリアの場合、職務経験から仕事に直結する経験値や求める業務スキル・知識をアピールする事は難しく、そのため思いを伝える事のみで相手に評価してもらえなければなりません。
一つの事を継続し続ける意志の強さと目標に対してどんな姿勢で取り組み、また知らないこと・覚えなければならないことを意欲的に学ぶ姿勢がある事をわかって頂く事がとても大事です。想いを理解してもらうため「言葉で伝える能力」を身に付ける事が重要な課題だと思います。
私自身も就職してすぐに働いていた会社が倒産し、必然的に再就職のため必死に仕事を探した経験があります。突然の事だったのでとても焦りました。就職氷河期と呼ばれる時期だったため、なかなか仕事が決まらず「チャンスがあれば・・・」と本当に思っておりました。倒産のため突然転職を余儀なくされた自分とアスリートの方が準備なく引退し転職活動する事は少し似ているのかな・・と勝手に思ってしまっています。
そのためこのプロジェクトが掲げてる【現役時代からアスリートの教育、サポートを行う】というのは、とても素晴らしい活動だと思っています。現役の時にアスリートがセカンドキャリアについて真剣に考える事で企業の情報収集はもちろん、求人情報から求められる能力を把握し、入社後の自分の活躍する姿を早い段階でイメージする事ができるのではないでしょうか。そもそも「継続する力と意志の強さ」を備えているので準備する時間さえあれば普通の転職組よりも、貴重な人材になると信じています。
また自分の経験から、新たに次のステージへチャレンジする時は不安が付きまといます。そのため自分の求めるチャンスですら躊躇してしまう場合もあります。新たに一歩踏み出す際に背中を押してくれる人はとても大事です。そういった意味でチャンス掴むきっかけが得られ、背中を押してくれるこのプロジェクトは本当に大事だと思います。
(リアル・ゲートが)賛同できているだけでメリットと考えています。キャリアデザインプロジェクトに賛同することによって、日常の営業の中で「アスリートのセカンドキャリア」について話ができるのは嬉しいです。今名刺に応援ロゴマークを付けさせてもらってますが、僕自身スポーツとは遠い人間ですが、名刺交換した時に「これはなんですか?」と必ず話になります。話の幅も増えるので楽しいですね。
アスリートのセカンドキャリアについて今まで考えにも及んでなかったですが、このプロジェクトをきっかけに考える機会を頂けて本当によかったです。
ちょうど賛同した(する)時に、キャリアデザインプロジェクトの説明の中に「アスリートにチャンスを・・」という言葉がありました。自分だけでは考えも及びませんでしたが、このプロジェクトに参加させて頂く事はとても価値があると思っております。今後もリアル・ゲートでできることは協力させて頂きたいです。