11月21日に今年度3回目となる定例ミーティングを開催!
堺シュライクス球団代表 畑様による特別講演を実施。また大阪府教育庁から坂垣様・庄司様を招いて、部活動の外部委託についてお話いただきました。

Opening greeting
CDPプロジェクトチームリーダー 加賀谷 直樹

今年はスポーツイベントが多く開催され、3月からWBCが始まり、世界一になりした。
他の競技でも日本で開催されましたバスケットボール、世界水泳なんかも日本選手が大勢活躍されました。またラグビーW杯、バスケットボールW杯の日本初開催などたくさんのイベントがあり日本人選手の活躍を見ることができました。プロ野球ではセパ両チームが関西という58年ぶりの関西対決というところで、38年ぶりに優勝した阪神タイガースが日本一ということで関西も盛り上がりました。また、先日大谷選手が全国の小学校に6万個のグラブを寄贈するということがすごく話題になりました。
野球界にとって人口減少の中でこのようなことをやってくれる大谷選手にすごく感謝申し上げたいなと思っております。そんな中我々キャリアデザインプロジェクトではそういうアスリートを応援するというところで行動しております。
また先日は社会人野球日本選手権が京セラドームでありまして、そこでも大阪ガスが優勝しました。大阪ガスに敗戦したチームが日本生命野球部ですが、日本生命も大きな会社ですが、野球部としてはやめる選手が多いということで、CDPの話を監督にしたところ、ぜひ説明を伺いたいというところがありましたので近々説明に上がる予定にしております。
最後になりますが、賛同受入企業の皆様、この場をお借りしまして御礼申し上げるとともにますますの発展を期待しております。
Special lecture
堺シュライクス 代表取締役球団代表 畑 康裕 様

畑代表の経歴と球団代表になるまで
堺シュライクスの球団代表をしております畑と申します。簡単に私の簡単な自己紹介なんですけども91年生まれの今32歳です。地元が大阪府の能勢町で育ち、高校が箕面学園高校です。三つ下に今、広島カープで投げている床田という左ピッチャーがおりまして、その子が唯一のプロ野球選手となります。大学が茨木市の追手門学院大学で野球をやっておりまして、私自身小学校から大学4年までずっと野球しかしてこなかった人間です。
大学卒業するときに、自分自身は野球の道で行きたかったんですけども、なかなか社会人野球のセレクションだったりそういう狭き門のところで落ちてしまって、本当に野球以外、何をしたらいいかわからないという、もう何となく就活してそこで決まったところでお世話になって、約7年建築業で営業をしていました。そのとき東京勤務だったんですけど、大阪で独立リーグの球団ができるという報道を見まして、ちょっと面白いなと思いました。
今年の4月から前代表から全て代表権を譲っていただいて今年から自分で球団をやっております。
堺シュライクスと独立リーグについて
堺シュライクスは独立リーグの球団です。独立リーグには親会社がなくて、民間の企業さんのスポンサー協賛で活動させていただいています。独立リーグとは選手がプロを目指す球団です。
何が一番いいかと言いますと、高校3年生で仮にプロから声がかからなくて、指名漏れした選手が大学へ行くと大学4年間で卒業して、またプロのドラフトの対象になるこの4年間があるんですけど、高校卒業して独立リーグに入るとすぐ翌年1年ですぐプロに行ける権利があるんです。
なので、1年でも早くプロに行きたい。野球しか見てないっていう選手は、高卒で独立リーグに入ってくるという傾向が多くなってきました。高校卒業して社会人野球に入ると、高卒は3年間プロにいけないっていう縛りがあったり、大学卒業してから社会人に入ると2年間プロにいけないっていう縛りがあって、その期間がもうすごいもったいないという選手が独立リーグへやってきます。

堺シュライクスが大切にしていること
球団の理念が二つあるのですが、「夢を実現できる場所を創る」と「夢を諦める場所を創る」この二つを軸にしています。一番目は何となくわかると思うんですが、うちに来て、チームからプロに送り出す、それを実現できる場所を作るというのが一番なんですが、大体の独立リーグの球団ってほとんどここばかりなんですね。「プロ野球選手目指して一緒に頑張りましょう」だめだったら「はいさよなら」というのが正直結構多くて、引退する選手に関してあまりバックアップがないというか、引退したあとは、お好きにどうぞというところが多いんですが、2番の「諦められる場所」というのは、もちろん選手はプロ野球選手になりたいんですけど、そこまでのレベルに行かない子ってたくさんいるんですね。
その中でも野球を自分から諦められるというのは難しくて、そういう選手たちが、最後これだけやって、プロは無理だったらしょうがないと思えるぐらいに野球に没頭できる場所ってなかなかないので、そういった選手に対して諦めがつく、次のステップアップになるような場所を作りたいと思ってます。
もし駄目だった場合、協賛スポンサー、企業に紹介させていただいて、引退する選手に対してのバックアップに力は入れさせていただいてます。

堺シュライクス所属選手の入替わり
現在65社のスポンサーが応援していただいてまして、それらが収入源になります。あとは入場料とグッズ、クラウドファンディングと、チアダンス教室、そこからの収入がほとんどになります。
次に選手の入れ替わりの話ですが、大体30人の選手枠で年間通して動いていきます。
当チームの選手は固定給というのはなくて、全員選手報酬はゼロで動いてます。それはあえてゼロにしているわけではなくて、選手に固定費を払える資金がないというのが正直な現状です。お金は出せない代わりに住む寮は月5000円でいいですよ、食べるお米、野菜、牛乳、なんかはスポンサーさんからご支援いただいてまして、あとはアルバイトからの収入です。アルバイト先は必ずスポンサーさんのところでやるというルールを作ってます。
選手の入替わりなんですが、そもそもの趣旨がプロ野球選手になりたいという目標を持って入ってくるんですが、正直プロからドラフトでかかる選手の年齢は大体24歳ぐらいなんです。25歳を超えるとほとんど指名がなくて、プロ側も若い選手をどんどん欲しいという現状があるので、入ってくる選手に関しては「1年勝負」というのが正直多いです。なのでここ3年で20名前後の選手が退団してます。
元プロ野球選手も入ってきたりもするんですけども、実際にまだ球団からドラフトで指名がかかったっていう実績がまだないのが現状です。

選手引退後のセカンドキャリアについて
次に就職のお話になるんですが、プロから声がかかる確率の方が圧倒的に少ないので、ここを球団としてはかなり力を入れています。今年に関しては、スポンサーさんのところで就職を決めた子が3人、スポンサーさん以外のところで自分で働きますっていう子が3人、なんですけども、実際に退団する選手は20何人いるんです。

他の子は何するのかというと、まだ野球を諦めきれてない。まだ野球にしがみついてどこかでプロ野球選手になりたいという現状があります。もう5年やってますけども、毎年やっぱり多いです。どこかでまだプロを諦めきれない、悪い言い方をすると、仕事からまだ逃げてるっていう感じの子も正直多いです。
僕の球団運営している課題としては、もちろんプロ野球選手を目指すっていうところはずっと軸には置いておかないと駄目なんですが、独立リーグは学生の野球ではないので、ここで野球する=プロを目指す。でもそれ以外の確率の方が高いから、そこをしっかり考えながら野球しようねっていうのは入ってくる前、入ってきてからもずっと口うるさく言っています。
「就職先を斡旋するけどどう」って選手に問いかけても、選手は全く今まで考えてなかったので、野球しか考えてなかったので、もう聞く耳を持たず「まだ野球続けたいな」という選手が正直多いです。なので、そこの選手をどういうマインドというか、野球以外の選択肢もあるんだよっていうところを、年間通じて伝えて行きたい、もしくはスポンサーさんのお力も借りながら力を入れていきたいところではあります。
アルバイトをする時間も野球に集中させてプロを目指す。ぐうの音が出ないぐらい野球の環境を整えて、ここでも試合に出れないとなると、プロなんか無理やぞっていうのをしっかり分かってもらいたいですね。
決して野球をやるなと言ってるわけではなくて、僕はスポンサーさんからいただいてるお金は、選手がプロを目指すためにお金を使わせていただいているので、そこは選手にもプロを目指すんだったら何歳までしっかりやりなさい。
プロから声かからなかったら、違う道をしっかり考えなさいというところを明確にして、就職率をもう少し上げていきたいなっていうのが、課題というか目標ですね。
最後に・・・
最後になりますが、プロ待ちしている選手って日本全国とても多くて、今年の数字で言うと、プロ志望届け提出した高校生は160人で、大学生は170人、独立リーグの選手で全国で大体900人ぐらいいて、そこにまた社会人野球でプロ待ちしてる選手もいるので、1500人とか2000人ぐらいの中で、実際にプロなれるのは、100人から120人ぐらいなのですごい確率の低いところなんですけども、もちろん目指す中で、「プロだけじゃないよ」というのを、示していきたいです。野球が駄目であっても野球で今までやってきた経験、野球で学んだことって社会的にかなり活かせると思うので、何か野球じゃない選択肢を学生のうちから若いうちから独立リーグにいるときに、選手たちにはわかってほしいなっていうのがあります。今日いらっしゃってる皆さんも含めて、何か一緒に野球界のために何か貢献できることをもっとしていきたいと思っているので、堺シュライクスを応援していただけるのが一番ありがたいんですけど、そういった目標・想いを持ってますので、独立リーグに少しでも興味を持っていただければ嬉しいと思います。

Special lecture
大阪府教育庁教育振興室保健体育課 主任指導主事 坂垣 友裕 様

部活動の地域移行の背景
私は大阪府教育庁教育振興室保健体育課の坂垣と申します。本日は大阪の子供たちとりわけ中学生を取り巻くスポーツ文化芸術活動の持続可能な環境構築のためにご支援をいただきたくお時間を頂戴した次第でございます。
本日は部活動の地域移行についてと題しまして、少々お時間を頂戴して、皆様方にお話をさせていただこうと存じます。今大阪府のみならず日本では深刻な少子化問題を抱えており、スポーツや文化芸術環境においても、多大な影響を及ぼしています。
東京都、神奈川県に次いで3番目の約880万人の人口を有している大阪府ですが、15歳未満の子供の数で見ますと、昭和50年のときにはですね約212万人ほどがおりましたが、令和2年には、105万人と半数以下となっております。
そういった影響の中で、チームスポーツの人数が集まらない地域が数多く伸び始めておりまして、学校単位で成立する部活動の継続が困難な状況になってきています。
また社会の急激な変化が進んでいく中で、これからの子供たちは予測不可能な未来社会を生きていくこととなり、そういった力を育成しなければならないということが学校教育・学校現場の方に求められております。なおさら学校が抱える問題・課題というものはより複雑化・困難化してきてます。そういった中、教員の業務内容の増加等に伴い時間外勤務が増加をしております。ニュース等の報道の中でも教師の世界がブラックだと言われていますが、その中のこの部活動指導というものも挙げられています。
部活動指導に従事している半数の教員は、指導に関する専門的な知識や経験を有していない方で、そうなると心理的な負担を感じている先生方も約半数近くいることとなっていきます。そしてこのような問題が教員の志望者数にも影響が出始めているのかなと感じております。
このような背景から子供たちが質の高い指導を受けられるようにしつつ、教員の負担軽減が可能となるよう、学校外の地域の人材を部活動指導員という学校職員として学校に招き入れる形で、専門的な指導を受けられる環境を整えながら少しずつ部活動の改革というものを進めてきたところでございます。
また国の方が子供たちのスポーツ、文化芸術に親しむ機会を継続していくために、部活動の地域移行というものを進めており、大阪府におきましても国と同様に取り組んでいます。

部活動を取巻く環境の課題解決に向けて
部活動の地域移行とは一体何なのかというところなんですが、現在公立の中学校を対象に地域の子供は地域で育てるという考えのもと、休日の部活動を学校から切り離して学校外の地域の活動へと移行させる、ということを指しております。
しかしながらこの改革は実はなかなか難しいところもあり、今年の5月には有識者をお招きする形で検討会議を立ち上げまして、様々な課題の解決策の検討を大阪府でも進めているところでございます。
そうした検討を進める中で、地域移行させるための指導者の確保や、指導の質を保障していくというところがネックとなる旨の声がたくさん挙げられておりまして、それを解決していくためには、大阪府として、この広域的な人材の確保、その人材を育成する仕組みを実現する必要があるということから、その両方を可能とする新たな人材バンクを構築したいと考えいます。
部活動を地域移行させるための指導者の確保や質の保障の解決策として、広域的な人材の確保と、その人材を育成するという仕組みとなる新たな人材バンクを構築するための支援をお願いしたいというのが本日の趣旨となります。
これらの構築にかかる費用を用意するのは大阪府でございますが、ここに実は苦慮しているところもありまして、現在も尽力はしているものの、残念ながら確保が十分にできていない状況というところがございます。
そこで恥を忍んで新たな人材バンクの構築に要する資金のご支援をいただけないかとお願いに上がった次第でございます。最低目標額は400万円というふうなところで考えて進めているところでございます。今ご覧いただいておりますのはこの人材バンクこれまでにはない新たなものをイメージしておりまして、指導に携わりたいと考える方が気軽に人材バンクに登録ができたり指導者を募集する団体様が手軽に求人募集を掲載できるというふうな形を構築したいと考えています。
ただこれだけではですね指導者の質の確保や質の向上に繋げ切ることは難しいと考えており、指導者の質の向上を図るための通信講座機能や、スポーツ文化芸術環境の構築等に賛同ご協力いただける企業様等と地域の団体等を繋ぐ仕組みをこのバンクの中に搭載したいと考えております。
この人材バンクの構築にご支援をいただける際には、ふるさと納税制度や大阪教育夢基金というものがございましてそちらの方でお願いをできたらと考えている次第でございます。寄付をいただきました企業様は、ご意向確認のもと、この人材バンクにお名前等を掲載させていただきたいとも考えています。金額によりましては、知事からの感謝状の贈呈もさせていただけたらというところで思っております。

Closing address
マグチグループ株式会社 代表取締役VCOO 尾形 哲

本日はお忙しい中ご参加いただいたリアル参加の皆様、またウェブで入っていただいた皆様、貴重な時間をどうもありがとうございました。一つ目のお話でありました大阪府教育庁坂垣様、それから庄司様の部活動教育ですね。それからそのための人材バンクというお話でございました。やはり悩みとしてあるのはよく理解できましたが、それぞれ先生方のアドバイスも踏まえて実現できる仕組みでないと駄目なのかなと改めてお話を聞く中で思いました。ただ、現実的にはそういった課題に対して取り組んでいるという姿があるのも事実ですので、取り組みを我々が少しでも意見をしながらサポートできる、あるいは一緒に組み立てていくというようなことに繋がれば、この会の意義があったんじゃないかなと思いますので、皆様どうぞご意見も含めてよろしくお願いいたします。
それから堺シュライクスの畑様、どうもありがとうございました。夢を実現できる場所、そして夢を諦められる場所というお話でした。畑さんのお話にもありましたように、夢を諦めるというと同時に、新しい夢を見つける場所、というポジティブなところに、しっかりと選手の皆様がご理解をいただいてやり切って切り替える。我々このCDPのポリシーでもあります「まずやり切る、やりきったあとに切替えて、自分で自分の人生を見つけて歩む」こういうことを一緒になって取り組めたら嬉しいなと思います。どうぞ引き続きよろしくお願いを申し上げます。それから先ほどまさしく平尾先生からもお話があったところと私も思ったことが近いところなんですが、7月の都市対抗野球の時に新聞記事に少し出てたんですけれども、準優勝したのがENEOSだったんですが、その監督が「社会人野球は、ただ勝てばいいのではない」というふうにコメントされておりました。「髪型やユニフォームの着こなしから選手に自覚を求めている」というのがコメントで追記がありまして、「伝統や規律といったものがあって、企業チームとしての価値が生まれる」と、まさしくその通りです。これは野球だけにも限らず、我々企業にも同じことが言えると思っております。利益が出たからそれでいいということでもなく、何事も何かトラブルがなかったからそれでいいということでもないということだと思います。そういったことを先ほどの畑さんのお話の中にも含まれてたのかなと思って聞いておりました。
このようなことをしっかりと選手時代から意識をできる環境作りというものを、我々もやらなければならないなと思いますし、その環境を作ることによってセカンドキャリアの入口がスムーズになるんじゃないかなと思います。やはり社会人としての自覚、意識というものは、キャリア段階からどう植え付けていくのか、先ほどの鳥内先生のお話の通りです。それがなおさら若い幼少の時代からであれば、さらに自分で自分の選択を誤ることがなくなるんじゃないかなと思っておりますのでそういった環境作りに、時間はかかると思いますけども我々も一つずつ取り組んでいきたいなと思いますし、我々の活動を通じてそのことが広がれば嬉しいなとも思います。それから冒頭にもお話ありましたけども、この1年間いろんなスポーツが盛んに行われて、いろんな競技で盛り上がりました。やはりスポーツを通じて国が一体となり一つの想いとなって応援するということが増えれば増えるほど何か日々が楽しくなりますね。仕事に来てても何かその話題もあって、みんなに活力が生まれてくるような気がしておりました。勝つ負けるがあるんですけども、結果はどうであれ最後終わった後はノーサイド。もうそこに何もないということですね。そういったのがこのプロ野球日本シリーズでもありましたし、ラグビーのワールドカップでもあります。やっぱりスポーツって素晴らしいなという風に思いました。昔は会社なんかでも社員旅行があったりまた企業内の運動会があったりして、みんな盛り上がる昭和の時代みたいなところがあったんですけども、ここ最近そういうこともないし、また社員に強制もできないみたいなことになってきておりますけども、人と人を結ぶ絆というのは何か一つのことに向かってみんなが一緒に取り組む、あるいは一つのことを一緒に応援する、こんなことから生まれるんじゃないかなと、喜怒哀楽をともにすることで、一つの思いになっていくんじゃないかなと私は思います。ということで我々も、このキャリアデザインプロジェクトを通じてしっかりと一緒になって応援していきたいというメンバーに集まっていただいてると思いますし、この力というものはものすごいパワーになっていくんじゃないかなと改めて思っております。
少しお話が飛躍しますが、世界各国でいろんな戦争・争いが起きております。こんなことも私からすると、極端な話ですが、ゆとりがあるとか、余裕があるからこんな争いが起きるんじゃないかなというふうにふと思ったりもするんですね。
それ以上に例えば世界的な危機が起きたら助け合うんじゃないか、という話ですね。国と国が争ってる場合じゃないような大きな問題が起きたら、それって必然的に生きるために助け合うんじゃないかなというふうに思ったりします。これって仕事も同じじゃないかなと思います。自分たちの仕事、余裕があるから不満も言ったり、いろんな問題が起きて、人のことを言ったりということになるんですけれども、そうじゃないこの仕事がなくなるぐらいの危機が、会社に起きたときにはですね、そんなこと言ってる場合でもないし、みんな力を合わせて戦うんじゃないかなと思います。だから大きな課題とか危機に直面したときこそ、逆に争いもなくなったり、みんなで力を合わせる環境になるんじゃないかなと思っております。そういった意味では、2024年問題とかいわゆるこの労働力問題の時期に、我々がCDPを通じて一つになって、労働力の確保、しかもアスリートのセカンドキャリアというしっかりと労働意欲のある方々がセカンドキャリアを迎えようとしているものを一緒になってコラボして、労働力問題に向かっていくということだと思っておりますので、ぜひ引き続きCDPのご支援、ご指導のほどよろしくお願いを申し上げます。
Company interview
リサイクルジャパングループ株式会社 代表取締役 福永 和彦 様

CDP参画のきっかけ
プロジェクトへの参画は、マグチグループ株式会社尾形代表がアスリートに対するセカンドキャリアへのサポートとしてこのようなことをしたいという想いを聞いて、とても感銘を受けました。また当社はリサイクル業を営んでいますが、ある程度体力が必要です。アスリートのように日々身体を動かしている人材はとても重宝しますが、かといって当社だけでアスリートを見つけ出すということはできません。でもこのようなプロジェクトに参画することでアスリートと繋がりを持てるのであればぜひ賛同をしたいと思い参画しました。
アスリート雇用で大事にしていること
私自身も何人か本アスリートとの交流がありますが、やはりアスリートのセカンドキャリアについて言えるのは「自分が何をしたいのか」ということではないでしょうか。周りでも「自分はこれをしたい」と自分に意思を持っている人はしっかりとその道に進むための人脈作りや勉強をして準備をしています。
でも自分が何をしたいかという意思を持ったアスリートが少ないのも分かりますね。当然そのスポーツでプロで飯を食っていくのが一番だと思ってるんですから。周りから見ても、ましてや本人が一番プロで飯を食っていくことの難しさを知ってるとは思うんです。でも今の年齢だからこそ自分の可能性にかけたいと思うんでしょうね。CDPが提唱しているように、現役であっても自分が引退後に何をしたいのかということを考えることはちょっとの時間でできるとは思うんですがね。
(セカンドキャリアについて)自分の意思を持ったアスリートが増えてこれば流れが変わってくる気がしています。
プロジェクトに期待すること
キャリアデザインプロジェクトが行おうとしていることはアスリートにとっても企業にとっても非常に良い試みだと思います。しかし、人の意識を変えるということ程難しいことはありません。特にアスリートのセカンドキャリアについて言えば、アスリートの長年の目標(夢)を諦めさせることにもなるので、非常に難しい問題に挑戦されていると思います。
我々企業側ができることはプロジェクトの存在を多くの方に知ってもらう、また一緒に課題解決を支援していくことだと思っています。
当社でもCDPのラッピング自販機を設置させて頂いてます。ほんの少しのことではありますが、当社でできることは積極的に協力させてもらいながら、プロジェクトと一緒にアスリートのセカンドキャリアについて考えていけたらと思っています。
【CDPラッピング自販機】
キャリアデザインプロジェクトの活動を普及する取組みの一つとして、コカコーラボトラーズとコラボしたラッピング自販機を、賛同受入企業の協力のもと設置しています。

CDPアスリートのみなさんへ
キャリアデザインプロジェクトは、アスリートの自主性を大切にしながら、ご自身のセカンドキャリアを考えるきっかけを作っていきます。どのような競技にも「引退」のときは必ず訪れます。もしかしたらその後の人生の方が長いかもしれません。長い間一つのことに打ち込んできた経験は必ずセカンドキャリアに活きるものです。自分が引退後どんな道を歩むのか、このことを現役のときに少しでも向き合うことができるとすれば、今のスポーツにもっともっと打ち込むことができるでしょう。キャリアデザインプロジェクトでは、アスリートのセカンドキャリアに関して真剣に考えている企業の集合体です。セカンドキャリアから目をそらすのではなく、しっかりとした考えを持つことで今の競技人生をより有意義なものにできると信じています。
Advisor comment
鳥内アドバイザー
いろんなお話聞いてて、非常に参考になりました。また改めて気づきを与えていただいて感謝します。CDPに関しては今まで通りなんですけど、やはりお金の問題が一番大きいんですけど、小さいときからの自分で考えて成長できる、それが面白いという繋がりをもっと持っていかなければ、なかなか自分で独立していくことがしんどいんじゃないかなということを改めて感じてますので、そういうふうな方面でも力入れたいなと思っております。
平尾アドバイザー
非常にたくさんの気付きを得る会になりました。堺シュライクスの畑さんの話を聞いて、野球のみならずやっぱりスポーツって一つのことをずっとやり続けるという、それは自らもそうだし周りにも言われたはずなんです。小さい時から、とにかく今はラグビーだけ野球だけやっておけばいいという。
でも、これって本当に危険なことだと思うんですね。人として成長するためには、それ以外の社会の動向気にしたり、やっぱり10代の頃ってスポーツも勉強も、遊びも、いろんな経験をして幼少期を過ごすことが人としてのベースが築かれるということを考えれば、一つのことだけをすることの危険性はやっぱりあるなっていうのを畑さんの話を聞きながら感じました。
僕はスポーツ教育も研究してますしスポーツ自体も、それぞれ研究してますのでこの気づきを得ながら、また何かしら研究に繋げていきたいと思っております。セカンドキャリアの問題に関しては、本当にお金の問題もあったりとかしますけれどもこういうCDPという組織があって、担う役割というのは改めて大きいなっていうのも、改めて感じました。本日もこの場にいさせていただきまして誠にありがとうございました。
茶原アドバイザー
私自身がCDPで何ができるのかなということを深く考えさせられる良い会になっているというふうに思ってますアスリートだからこそ感じている景色もありますし、社会に出たからこそ見える景色もあります。その辺りの景色が、共通項もありますし、全く違う見え方をする場合もあり、私自身もアスリートのセカンドキャリアでのチームビルディングですとか、プレイヤーが社会に行くための繋ぎですとか、またはアスリートを受け入れる企業さんのチームビルディングなんかのお手伝いをさせていただいております。本日いただいたヒントをまた参考にして、さらに繋ぎができたらいいかなというふうに思います。
Information
定例ミーティング後にアドバイザーや講師と親交を深める懇親会を開催しました!



お問合わせ
キャリアデザインプロジェクト事務局
☎ 0798-56-7900
info@careerdesignproject.com
賛同受入企業
キャリアデザインプロジェクトは、様々な分野で活躍している賛同受入企業によって支えられています。
